1日1本のヤクルト飲用習慣で病気にかかりにくい体に!
そのヤクルトが、マレーシアでも身近なスーパーやコンビニで1本あたり1リンギット以下という手頃な価格で手に入るのは、現地に暮らす人たちにとって大変嬉しいことです。
(*1リンギット=約25円/2020年10月現在)
ヤクルトのマレーシアでの展開について、ヤクルトマレーシア社・濱田浩志(はまだ・ひろし)社長から伺ったお話をまとめてご紹介します。

マレーシア政府公認のプロバイオティクス飲料
新型ウィルスなどの感染症にかかりにくくし、暑さやヘイズ(煙害)に負けない体づくりを目指す上で重要なカギとなるのが「免疫力」を高めることです。
ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株を継続的に体内に取り込むことによって、免疫細胞のひとつであるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させたり、いわゆる風邪にあたる上気道感染症の発症率を低くするという研究成果があります。
毎日の手洗い、うがい習慣にプラスして、1日1本のヤクルトを飲み続けることが、免疫力アップにつながるのです。
もともと京都大学の医学部研究室で生まれたヤクルトは広告よりも研究に力を入れていて、さまざまな角度からの科学的実験や研究成果に基づき、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献することを企業理念としています。
日本では特定保健用食品(トクホ)として国からの認定を受けていますが、ここマレーシアでも日本のトクホにあたる「プロバイオティクス飲料」として保健省から正式に認定されています。
プロバイオティクスとは「十分な量を摂取したときに宿主に有益な効果を与える生きた微生物」のこと。
実は、マレーシア国内で販売されているほか多くの乳酸菌飲料はプロバイオティクス飲料として認定されておらず、現時点で認定を受けているのはヤクルトを含め2社のみ。
マレーシアで行われた菌数測定の結果、賞味期限を迎える製造後45日のタイミングで1本のヤクルトに残っているプロバイオティクス(有益な生きた微生物)は最低でも300億個以上で、同条件で調べた他社製品と比較しても、菌数が大幅に上回っていました。
マレーシアで販売を開始して17年となるヤクルトは、マレーシア国内の乳酸菌飲料シェア7位からスタートし、現在ではシェア2位となり国内の人気ブランドに迫っています。
マレーシアで信頼を築くために
現在、世界40の国と地域で愛飲されているヤクルトがマレーシアで販売開始したのは2004年のこと。当時、既にマレーシア発の競合製品が市場に出回っていたため、最初のうちは日本人や健康意識の高い中華系の人々にしか受け入れられませんでした。
また、インド系の人々にも独自の食習慣があり、ラッシーという伝統的な乳酸菌飲料を好んで飲みます。
しかし、人口の7割近くを占めるマレー系の人々に受け入れられない限り、この土地で多くの人々の健康な生活づくりに貢献することはできません。
マレー系市場というブルーオーシャンに飛び込むために、まずは「ハラル」の認定を取得し、国内工場で製造していて安心なことを広く伝えるために、「日本生まれ」のイメージを消していきました。

さらに、人種を問わずマレーシア人が大好きなスポーツ、サッカーを通じてマレーシアの人々とつながることを目指していきました。
サッカーを通じた絆 ヤクルトとスポーツの関係

これらのチームに外資系スポンサーがつくのは初めてのことで大変歓迎され、また意外なほどに親日家の住民が多かったことから、この地域でのサッカーチームへの貢献を足がかりに、マレー系住民からの信頼を集めていきました。
ヤクルトといえば「整腸作用がある」というイメージですが、実は身体面だけでなくメンタル面へのはたらきも研究成果に表れています。
よく、大事な試験やプレゼンテーションの前に緊張してお腹をこわすという人がいますが、特にスポーツ選手は試合前のプレッシャーが大きく、試合前後の緊張の落差が激しいことから免疫力が下がりやすくなり、体調をコントロールしにくくなる傾向があります。
プロスポーツ選手を対象にした研究機関での実験で、ヤクルトを継続して飲むことで免疫力が高まり、ストレスをコントロールしやすくなることがわかりました。
こうしたプロバイオティクス飲料としての効能が評価され、ヤクルトは現在、サッカー・マレーシア代表チームをはじめとしたプロアスリートの公式飲料に選ばれています。
マレーシア出身のJリーガー誕生!子どもたちの憧れの存在に
ヤクルトはマレーシア・サッカー協会のスポンサーとしてハディ選手のJリーグ入団を応援、「子どもての頃から日本でプレーすることが夢だった」というハディ選手の夢の実現を後押ししました。
また、2020年にはセレッソ大阪とパートナーシップを組み、サッカー選手を目指すマレーシアの子どもたちへのグラスルーツ活動や選手育成の機会を提供していく活動も始めています。

こうして着実にマレーシアの人々に愛されるようになったヤクルト。
いまでは全国の公立小中学校の売店でも販売されています。
– 人が栄養素を摂る場所は腸である。腸を丈夫にすることが健康で長生きすることにつながる。
– 誰もが手に入れられる価格で、ひとりでも多くの人に手軽に飲んでもらいたい。
乳酸菌シロタ株の生みの親で、ヤクルトの父である医学博士・代田稔(しろた・みのる)氏の意志を継ぎ、ヤクルトは生命科学の追求を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献しています。
さらに詳しい情報は公式サイトへ!
Yakult (Malaysia) Sdn Bhd.
Tel:03 5569 8960
Lot No. 7, Jalan Jururancang U1/21,
Seksyen U1, Hicom Glenmarie Industrial Park, 40150 Shah Alam,
Selangor Darul Ehsan.場所を見る