マレーシアにペットを連れて行くには、日本側とマレーシア側の条件を満たす必要があります。

日本での出国手続き

1. 日本出国時の条件
動物検疫所で出国前に狂犬病(犬の場合は狂犬病とレプトスピラ症)についての検査と輸出検疫証明書の交付を受ける必要があります。
出国7日前までに動物検疫所に輸出検査申請をします。

2. 出国時の輸出検査
英文の輸出検疫証明書を発行してもらいます。
この証明書はマレーシア入国時と日本への帰国時にも必要になります。

マレーシアへの入国手続き

1. ISO規格のマイクロチップを装着

2. 日本の輸出検疫証明書・ワクチンブック・マレーシア検疫検査サービス局(MAQUIS)発行の輸入許可証の取得
輸入許可証の有効期間は1カ月で、現在個人での申請はできず、代理業者を通して申請します。
代理業者はMAQUISで紹介してもらえる他、日系のペット引っ越しサービスもあります。

3. 即時引き渡しを希望する場合
マレーシア到着時に、空港内の動物検疫所で書類作成と健康チェックを受けて、手数料(約40リンギ)を支払えば即時引渡しとなります。
なお、狂犬病抗体検査はマレーシアへの入国条件ではありませんが、証明書の有効期間は2年です。
マレーシアには指定検査施設がありませんので、日本であらかじめ受けておくことをおすすめします。

英文の狂犬病予防接種証明書作成について

ワクチンブックの付帯資料として、獣医に英文の狂犬病予防接種証明書を作成してもらう。
接種後1カ月以上経過し、かつ有効期間内である事を証明するため、接種年月日、有効期限の記載が必須。

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