非接触式ICカード「タッチ&ゴー」は、公共交通機関の運賃をはじめ、高速道路の通行料、駐車料金などの支払いに使えます。

マレーシア政府は国内すべてでキャッシュレス化を目標としており、これに沿う形で電子決済が進んでいます。
中でも、大手銀行CIMBの子会社タッチ&ゴー社が発行している非接触式ICカード「タッチ&ゴー」が広く使われています。

日本のSuicaやICOCAなどと同様に公共交通機関での運賃支払いで使えるほか、高速道路の料金所、駐車場や一部のコンビニ、レストラン、薬局などで使用できます。
公共交通機関に乗る際、時間帯によっては券売機に長蛇の列ができることもあるため、「タッチ&ゴー」を持っていると便利です。

購入とチャージ場所

カードの購入は各駅のカウンター、ガソリンスタンド、一部のコンビニエンスストアなどで手に入れることができます。
カード購入額は5リンギで、初回の最低チャージ料は10リンギ。
その後随時チャージが可能です。

チャージ(英語ではTop up)は、各駅の有人カウンターやガソリンスタンド、一部のコンビニエンスストア、高速道路料金所(Tambah Nilaiと表示されているレーンのみ)でできるほか、各駅に設置されている機械でも可能です。
また、国内の銀行口座を持っていれば、一部のATMでチャージできます。

チャージ額は10リンギ、20リンギ、50リンギ、100リンギから選びます。
一部で5リンギのチャージができるところもあります。

なお、駅の改札マシンを通過する際、カードの残高が確認できます。

タッチ&ゴーのWEBサイト


詳しくはWEBサイトへ

チャージにかかる手数料

チャージには手数料として0.50リンギかかる。
なお、チャージ手数料が課金されない場所として、KLセントラル駅隣接のNUセントラル内にあるキオスクのほか、一部のガソリンスタンド、ハイパーマーケットのテスコやジャイアントなどがある。



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