Q 病気になったらどうしたらいいの?
A 多くの日本人が暮らす都市には日本語が通じる医療機関があり、満足できる診療が受けられます。
まず「かかりつけ医」を見つける
初期の治療はそこで解決
外国で病気になったり、けがをしたりすることを想像すると不安になりますよね。
とくに小さなお子さんがいる方はなおさらだと思います。
そうした中、マレーシアでは、症状にかかわらず「まず、どこが悪いか」を診立てた上で、初期的な治療を施してくれる「総合診療医」という医師がいます。
実は日本でも「かかりつけ医を見つけておこう」という呼びかけが進んでいますが、マレーシアでは基本的にこの「総合診療医」が人々の暮らしに寄り添う医師として働いているわけです。
なにかと不安な外国での暮らしで、「言葉が通じる(あるいは通訳が使える)かかりつけ医」を総合診療医としてあらかじめ決めておけば、ちょっと具合が悪いなと思った時に気軽に相談できます。
調子が悪い時に自分の既往症などをゼロから医師に伝えるのはなかなか辛いことです。
実は日本でも「かかりつけ医を見つけておこう」という呼びかけが進んでいますが、マレーシアでは基本的にこの「総合診療医」が人々の暮らしに寄り添う医師として働いているわけです。
なにかと不安な外国での暮らしで、「言葉が通じる(あるいは通訳が使える)かかりつけ医」を総合診療医としてあらかじめ決めておけば、ちょっと具合が悪いなと思った時に気軽に相談できます。
調子が悪い時に自分の既往症などをゼロから医師に伝えるのはなかなか辛いことです。

日本語が通じる総合病院やクリニックでは通常、まずこの「総合診療医」が対応にあたります。マレーシアにある医療機関によっては、家庭医とか一般医、総合医などと日本語で表現しているようですが、いずれも英語のGeneral Practitioner=GPを訳したものと考えて良いでしょう。
専門医へはかかりつけ医が紹介
適切な診療科をアドバイス
もし、重篤な疾患が疑われるときは、総合診療医が専門医を紹介してくれます。
こうした流れにより、本来かかるべき診療科と違うドクターの診察を受けてしまう、間違った対応をしているうちに重症化するといった弊害からも逃れられる確率が上がります。
一方、交通事故や急な心臓疾患など、1秒を争うトラブルの時は総合病院の「A&E (Accident and Emergency)」と呼ばれる救急病棟に救急車で搬送または自身で向かうことになります。
こうした流れにより、本来かかるべき診療科と違うドクターの診察を受けてしまう、間違った対応をしているうちに重症化するといった弊害からも逃れられる確率が上がります。
一方、交通事故や急な心臓疾患など、1秒を争うトラブルの時は総合病院の「A&E (Accident and Emergency)」と呼ばれる救急病棟に救急車で搬送または自身で向かうことになります。
