Q 最善の日本からの送付方法は?
A 送達速度によって、送料は大きく変わります。 簡単なのは近くの郵便局から送る方法です。

確実で早いのはEMS
配達までの状況も追えて安心

日本からマレーシアへ何かを送るケースで多いのは、プレゼントといった「そんなに大きくないもの」の発送だと思います。
おそらくは中にメッセージ(手紙)を添えて送ることになるのでしょう。

最も安く送るなら「船便」利用となりますが、これだと1カ月以上かかります。
次に「航空便の小型包装物」というカテゴリーがありますが、このタイプでは手紙の封入が認められません(メッセージカード程度なら可)。
手紙を入れた状態だとやや割高な「航空便の書状」とみなされます。
これらはいずれも日本から10日前後でマレーシアの宛先に到着します。
そうした中、「EMS(国際スピード郵便)」なら、国際郵便の中で最も早く送達可能な発送方法で、税関でのチェックも優先的に行われます。
その上、物品に手紙を添えて送ることもできるほか、配達までの状況も追跡サイトで追うことができます。
日本からの送達期間は4〜7日です。
また、通販業務で多く使われる送付方法で「eパケットライト」というカテゴリーもあります。
EMSほど速くない、パソコンなどで打ち出した所定の送り状の利用が求められるなど一定のルールに沿う必要がありますが、配達までの状況が追跡サイトで追えるのは安心です。

大きなものは国際小包で
最大30kgまで送付が可能

まとまったものを送付したい時は郵便局の国際小包が利用できます。

最大で30kgまでで、「船便」「航空便」の他、航空便よりやや時間がかかる「SAL便」というカテゴリーがあります。
また、送料はかさみますが前述の「EMS」でも30kgまで受け付けてくれます。
留学や単身渡航等で、スーツケース一個では「現地で要りそうなものが全部持って行けない」という人は出発前に郵送しておくのも一つのアイデアです。

貴重品は国際クーリエを利用
オフィス等への送付に便利

国際間の文書や小さな荷物のやり取りには、国際クーリエと呼ばれる配送サービスが利用できます。
実は、郵便局のEMSもそのサービスの一種です。

国際的によく知られているクーリエ会社としては、「DHL」「Fedex」「UPS」などがあります。
「ドアtoドアで翌日午後一に必ず届ける」といった確実性を売り物にしているため、オフィスを宛先にする場合はこれらのサービスが便利かもしれません。

なお、送料は概してEMSより割高なのと、日本側の主要都市の中心部から送る以外はEMSの方がむしろ便利なため、使い分けが必要でしょう。



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