Q 宗教的な注意はどんなことがあるの?
A マレーシアの人口6割強はマレー系のイスラム教徒です。最低限の約束事を知っておくと良いでしょう。
頭のスカーフから異文化を感じる
イスラム教について知っておこう
初めてマレーシアに着いて、多くの女の人が頭に巻いているスカーフ「ヘジャブ」を見て、「異国の文化」を感じるのではないでしょうか。
多くの日本人は、イスラム教についてあまり理解していないように感じます。
よくわからない、でも宗教の話は聞けないし、と初めてイスラム教徒の人と接するときは、あれこれ考えてしまいますよね。
なんとなく知っていることとしては、「豚肉は食べたらダメ」「一日に何回かお祈りをする」「断食をすることがある」「女の人は髪の毛を見せたらいけない」くらいかも知れません。
イスラム教徒と接するに当たって、気をつけた方が良いことをいくつか知っておきましょう。
多くの日本人は、イスラム教についてあまり理解していないように感じます。
よくわからない、でも宗教の話は聞けないし、と初めてイスラム教徒の人と接するときは、あれこれ考えてしまいますよね。
なんとなく知っていることとしては、「豚肉は食べたらダメ」「一日に何回かお祈りをする」「断食をすることがある」「女の人は髪の毛を見せたらいけない」くらいかも知れません。
イスラム教徒と接するに当たって、気をつけた方が良いことをいくつか知っておきましょう。

注意すべきことの例
豚、お酒は禁忌です。
一緒に食事をするときや日本からおみやげを買って行くときなど注意してください。
調味料にお酒が使われているものや、豚由来のラードやゼラチンの入っているものも避けましょう。


左手は「不浄(トイレで用を足した後、左手で洗浄する習慣がある)」。
握手をしたり、物を手渡す時などは右手を使いましょう。
人差し指で相手を差さない。
指示をするときは親指を使います。
頭は神聖なので触らないように。
子供の頭を撫でたりしてはいけません。
女性にはこちらから握手を求めないようにしましょう。
金曜日のお祈りは男性にとって特に大切なものです。
モスクに行く時間に相手を拘束しないようにしたいものです。
ラマダンの期間中は目の前での飲食は避けるか、一言断ってから水を飲んだりしましょう。



あまり難しく考えずに相手のことを理解して認める、受け入れるということが大事なのかも知れません。
日曜日が平日扱いの週も
5つの州では金土曜が週末
クアラルンプールや北部のペナンなどでは、土日が週末となります。
一方、イスラム教徒が多い5つの州では「金土曜が週末、日曜日が平日」という扱いとなります。
シンガポールに隣接するジョホールをはじめ、クランタン州、トレンガヌ州、ペルリス州とクダ州の5州がそれに当たります。
これらの州では、政府官公庁が休みとなるだけでなく、一般企業もこれにのっとるところが多い傾向があります。
もう一つマレーシアでのカレンダーで気をつけたいのは、「州によって祝日が異なる」というしきたりがあることです。
マレーシアでは、国全体が休日となる祝日の他に、州ごとの祝日もあります。
ですから、国内の別の州に旅行や出張などを計画する際には、祝日カレンダーをしっかり確認すると良いでしょう。
一方、イスラム教徒が多い5つの州では「金土曜が週末、日曜日が平日」という扱いとなります。
シンガポールに隣接するジョホールをはじめ、クランタン州、トレンガヌ州、ペルリス州とクダ州の5州がそれに当たります。
これらの州では、政府官公庁が休みとなるだけでなく、一般企業もこれにのっとるところが多い傾向があります。
もう一つマレーシアでのカレンダーで気をつけたいのは、「州によって祝日が異なる」というしきたりがあることです。
マレーシアでは、国全体が休日となる祝日の他に、州ごとの祝日もあります。
ですから、国内の別の州に旅行や出張などを計画する際には、祝日カレンダーをしっかり確認すると良いでしょう。
