Q モノの値段は安いの高いの?
A 国産やASEAN産は割安ですが、日本製など輸入品は意外と値が張ります。

生活物資は先進国並みに揃う
地元市場は品目豊富で安い

マレーシアは中所得国ながら、生活物資のラインナップは先進国と変わらない水準です。高所得者にターゲットを絞ったスーパーは、日本の高級食材スーパーよりもむしろ輸入食品のチョイスが多かったりします。
一方、一般庶民向けのハイパーマートと呼ばれる規模が大きな店舗(スーパーより大きいので、ハイパー)では、マレーシアを含むASEAN各国で作られた割安な食品が大量に積み上げられています。

「どういう商品を好んで買うか」によって、日々の生活にかかる支出額が大きく変わってきます。
例えば野菜に関していえば、高所得者向けスーパーでオーガニック栽培の輸入品を買うのと、ウエットマーケットと呼ばれる市場で地元で採れた新鮮野菜を買うのとでは、価格が数倍も違っていたりします。
インスタント食品にしても、日本からの輸入品と同メーカーのASEAN製品とでは倍くらいの価格の開きがあります。

マレーシアは「たいていの日本のモノは揃う」「欧州各国の輸入品もいろいろ見つかる」という国といえますが、目に付いたモノを何でも買う、ということでは生活コストの高騰に繋がります。いろいろなタイプの小売店を巡ってみて、賢い選り好みが必要かもしれませんね。



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