Q スマホはどうやって使うの?
A 「SIMフリー端末」があれば、マレーシアの現地SIMカードを入手し、すぐに使えます。

「SIMフリー端末」が必須
現地でSIMカードを入手しよう

スマートフォンには必ず「SIMカード」と呼ばれるチップが入っています。
日本で購入した端末によって、どんなSIMカードを入れても作動する「SIMフリー」のタイプと、各携帯会社キャリア所定のSIMカードしか使えない「SIMロック」のタイプとの2種類があります。


日本で買ったスマホの中には、一定の基準で「SIMロック」を外して「フリー」にできるものがあります。
ロック解除して「フリー」にする、あるいはもともとフリーの端末をマレーシアに持ち込んで、現地の携帯電話ショップなどでSIMカードを購入したらすぐに使えるようになります。

マレーシアの携帯SIMカードの通信料金は日本と比べて割安です。なお、SIMカードは、プリペイド(料金事前払い)タイプならパスポートの提示だけで購入できます。
居住可能な正式なビザが下りる前でも自由に入手できるわけです。

日本携帯のローミングは高価
ポケットWi-Fi利用も検討を

もし、「SIMロック」の解除ができないという端末の場合、日本のキャリアの海外ローミングサービスでネットに入ることもできますが、通信費用が極めて高額となり、現実的とは言えません。

Wi-Fiの電波が拾える環境でなら、スマホのほとんどの機能がそのまま使えます。
移動が伴う時に使いたいのであれば、「ポケットWi-Fiルーター」を現地で購入または借りる方法があります。
これなら、移動先でスマホだけでなくパソコンの接続にも使えて便利でしょう。

街中にある公衆Wi-Fiを使う
場所により速度の遅いところも

マレーシアの街中には、カフェやレストラン、ショッピングモールなど、あらゆるところに公衆Wi-Fiがあります。
またホテルの室内にはほぼ全てと言って良いほど、無料Wi-Fiのネットワークが完備しています。
短期滞在の出張者は、こうした無料公衆Wi-Fiで用が足りるという人さえもいます。

ただ難点は、接続速度が期待より遅いこと。場所にもよりますが、感覚的に日本と比べて遅いと感じる人が多いです。

カフェなどの公共Wi-Fiでは、文字情報を読むとか簡単なメールの送受信くらいは問題ないのですが、LINEやSkypeなどの音声通話を使うと時々切れたりするほか、フェイスブックやインスタグラムに写真や動画を上げようとすると時間がかかることもままあります。

Zoomなどのオンラインミーティングツールを使うときは特に接続環境について注意すべきでしょう。



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