ジョホールバルから、陸路でシンガポールへ、海路でインドネシアのバタム島へそれぞれ行けます。

シンガポールへ行く

シンガポールは単独の島で、マレー半島とは離れています。
2カ国間は「コーズウェイ(Causeway)」という堤(土手道)とセカンド・リンクという橋の2カ所で結ばれています。
どちらも自動車、バス、バイクが通れるようになっており、コーズウェイには鉄道も走っています。

・タクシーで行く
ジョホール・バル北部にあるLarkin Bus Terminalのタクシー乗り場からシンガポールのQueen Streetまで乗り合いタクシーがあります。
乗り合いタクシーなため、人が集まるまで待つのと、運転手と料金について確認する必要がありますが、乗ってしまえばマレーシア・シンガポールとも出入国手続きは運転手が代行してくれます(出入国カードの記入は車内で)。

・自家用車で行く
マレーシアナンバーの車はそのままシンガポールを走ることができます。
免許証もマレーシアの免許証や日本の国際免許証がそのまま有効です。
ただし、シンガポール国内を運転するにあたって必要な「autopass カード」を国境で申請受領する必要があります。
また、両国の出入国料の支払いもそれぞれ必要となります。
また、シンガポールの出入国カードは事前に入手して記載しておくか、その場で時間がかかっても係官から受け取って記載する必要があります。
カードの代わりに専用アプリを使って書類代わりのデータを事前に取得する方法もあります。

・バスで行く
JBセントラル駅に隣接する出入国管理局の建物とシンガポール側の地下鉄駅Woodlandsとの間を繋ぐバス便があります。
シンガポール・チャンギ空港とを結ぶバス便も運行されています。
なお、シンガポールとクアラルンプールなどマレーシア各地を直接結ぶ長距離バスルートもあります。

シンガポールへの持込禁止品

麻薬はもちろんのこと、酒やたばこ、チューインガム、電子タバコのシンガポールへの持ち込みは禁じられている。

インドネシア・バタム島への行き方

ジョホール・バルとインドネシア・バタム島の間には、複数社による定期高速船が運航している。
ジョホール・バルの出発地は、街中から一番近いベルジャヤウォーターフロントホテルの建物2階にカウンターがある「Stulang Laut (Berjaya Waterfront/The Zon Ferry Terminal)」と、イスカンダル地区のプテリハーバーにある「Puteri Harbour Ferry Terminal」、東の工業地帯であるパシールグダン「Pelabuhan Pasir Gudang」の3カ所。

所要時間は1~2時間程度。マレーシアとインドネシアの間には1時間の時差があるので注意が必要。
国際船舶なので出入国手続きがマレーシア、インドネシア両国でそれぞれ行われる。便出発の2時間前には港で乗船手続きを済ませたい。

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