Q オンラインで物を買うのは簡単?
A 雑貨類はネット通販の方が割安。飲料水などの重量物は宅配での取り寄せが便利です。
雑貨類はスーパーよりも格安
配達状況も概ね満足
クアラルンプールをはじめとするマレーシアの主要都市には、大規模なもショッピングモールがあり、必ず規模の大きなスーパー(巨大なのはハイパーマートとも呼ばれる)が設けられています。
ただ、週末に行くと店内も駐車場も大混雑、欲しい商品の棚に行き着くのも大変です。
多くの家庭雑貨は、実店舗よりネット通販の方が割安な傾向にあるほか、品揃えも方法にあると言えます。
また、商品に問題があれば返品や返金を求めることもできます。
配達についても概ね問題なく届くことから、地元の人々の間でもネット通販が急激に普及しています。

「Lazada」と「Shoppe」が2強
マレーシアのネット通販
eコマースのサイトは、世界的にネットワークを持つAmazonをはじめ、さまざまな業者が乱立している状態です。
そんな中、マレーシアで人気のあるネット通販は次の2つが挙げられます。
利用者が多いのは「Lazada(ラザダ)」でしょう。
「東南アジアのAmazon」という評価もありますが、オンラインモールに多数のお店がぶら下がっているので、日本人には「楽天市場に近い」という説明の方が良いでしょう。
シンガポールを拠点に、ASEAN各国にユーザーがいます。
登録されているお店は必ずしもマレーシアの会社ばかりではありません。
Lazadaの競合と言える通販サイトは「Shopee(ショッピー)」です。
商品によってはLazadaより安い、という評価があります。
Lazadaと同様、シンガポールに拠点を持ち、ASEAN諸国のほか、台湾にもネットワークを広げています。
購入者が注文商品を受け取るまで販売者への支払いを保留する独自の決済方式「Shopee Guarantee」を用いたことも、顧客の信頼を掴んだ理由となっています。
日常食品の配達オーダーも
JayaとTescoが対応
スーパーの棚に並ぶ商品をサイト上で選んで配達してもらうというサービスもあります。
目下、日常的なの食品の買い物をネット上で対応しているのは、Jaya GrocerとTescoの2社です。
Jayaは豚肉と酒類の配達にも応じており、在住日本人の利用者も多いようです。
なおTescoは2020年のはじめ、マレーシア事業全体の売却を決めましたので、今後なんらかの対応の変化が起きる可能性もあります。