Q イスラム教の国で豚肉やお酒って買えるの?
A 中華系、インド系の人々向けのお店では、豚肉やお酒を扱っており、自由に購入できます。
国民の7割がイスラム教を信仰
「ハラール」についての理解を
マレーシアの人口の7割近くはイスラム教を信仰するマレー系住民が占めます。
イスラム教徒(ムスリム)が、「豚肉を食べない、お酒を飲まない」ことは皆さんご存知だと思います。
ムスリムが食べたり飲んだりしても良いモノには、「ハラール(ハラル、Halal)」認証を受けています。
これはイスラムの教義において「合法なもの」の意味です。
つまり、ムスリムは「豚肉(豚由来の食品や添加物を含む)」「血液」「酒類」さらに「イスラム法に則って食肉処理されていないもの」などは口にしてはいけないハラームHalamと呼び、禁忌とされています。
イスラム教徒(ムスリム)が、「豚肉を食べない、お酒を飲まない」ことは皆さんご存知だと思います。
ムスリムが食べたり飲んだりしても良いモノには、「ハラール(ハラル、Halal)」認証を受けています。
これはイスラムの教義において「合法なもの」の意味です。
つまり、ムスリムは「豚肉(豚由来の食品や添加物を含む)」「血液」「酒類」さらに「イスラム法に則って食肉処理されていないもの」などは口にしてはいけないハラームHalamと呼び、禁忌とされています。

商店には「ノンハラール」のコーナーが
豚肉やお酒も自由に買える

中華系、インド系の大多数の人々はこうした禁忌はありませんから、当然のように豚肉やその製品、あるいはビールやワインといったお酒の需要が存在します。
そうした人々のためにスーパーの店内には「Non Halal」と表示された特別のエリアが設けてあります。
ウェット・マーケットと呼ばれる食品市場にもそうした一角があり、そこで集中的に豚肉とその加工品が売られています。
そうした人々のためにスーパーの店内には「Non Halal」と表示された特別のエリアが設けてあります。
ウェット・マーケットと呼ばれる食品市場にもそうした一角があり、そこで集中的に豚肉とその加工品が売られています。
「Non Halalエリア」には、そこ専用のレジが設けられています。
中華系もしくはインド系のスタッフがレジで対応しており、スーパーの他のコーナーの商品と分けた形で支払いし、袋に入れてくれます。


冷たいビールの入手も簡単
コンビニにしっかりと陳列あり
冷たいビールは、非ムスリムであればコンビニなどで自由に買えますし、スーパーの「Non Halalコーナー」でも入手できます。
コンビニに行くと、ごく普通に冷蔵庫にビールが入って売っています。
ただ、「18歳未満とムスリムは買ってはいけない」という表示が貼られているのはマレーシアならではの事情と言えましょう。
マレーシア国内でもビールの生産がされており、よく見るのは、ハイネケン、カールスバーグ、タイガーくらいでしょうか。
日本料理レストランでは日本のビールも扱っています。
まとめ買いするなら、スーパーの「Non Halalコーナー」での購入をお勧めします。
なお、首都の政治機能が集まる「プトラジャヤ」では酒類の販売は全面的に行われていません。
コンビニに行くと、ごく普通に冷蔵庫にビールが入って売っています。
ただ、「18歳未満とムスリムは買ってはいけない」という表示が貼られているのはマレーシアならではの事情と言えましょう。
マレーシア国内でもビールの生産がされており、よく見るのは、ハイネケン、カールスバーグ、タイガーくらいでしょうか。
日本料理レストランでは日本のビールも扱っています。
まとめ買いするなら、スーパーの「Non Halalコーナー」での購入をお勧めします。
なお、首都の政治機能が集まる「プトラジャヤ」では酒類の販売は全面的に行われていません。
