Q 月々の生活に掛かる費用は?
A 家賃を除いて日本の7〜8割で済ませたいところです。宗教上の理由でお酒は割高です。
住居費が安いのが魅力
電気代の節約を考えたい
生活費は、居住エリアや家族構成や収入の多寡で大きく変わるため、標準額を計算するのが難しいですが、参考になりそうな数字をいくつか出しておきます。
生活費の大半を占めるのが住居費でしょう。マレーシアは幸いなことに、日本人が良いと感じる「プール付きタワマン」の「広めのワンルーム」でも月家賃が2000〜2500リンギ(50000〜60000円)です。
駐在者の場合は「2ベッドルーム」で4000〜5000リンギ(100000〜120000円)です。
これに光熱費が足されます。曲者は電気代。単身なら1カ月200リンギあれば足りますが、家にいる時間が長い家庭だと24時間エアコンがつけっぱなしとなり、月々1000リンギ近くに達することも。
なお、外国人向け物件のほとんどが「オール電化」ですから、シャワーやお風呂で使うお湯も電気ボイラーで沸かします。
「どうしてもバスタブ付き物件じゃないと嫌」と言う人は、それなりに電気代負担も生じることを覚悟しましょう。
水道代は数十リンギですから気にする必要はありません。
食費は、外食が安いのが魅力
スーパーのデリも要チェック
食費は自炊か、外食かで予算が変わってきます。マレーシアにはローカルフードが格安で食べられるお店や屋台があちこちにあるのが魅力的です。ショッピングモールのフードコートは、本格的なご飯がお得に食べられる場所として地元の人々もよく利用しています。
スーパーのデリやコンビニのお弁当類もそれなりに充実していますから、食費を抑えながら、自宅での調理の手間が抑えられ便利です。一方、デリバリーを頻繁に頼むとレストランと同じような食費がかかりますから要注意です。
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