日々の生活のライフラインとして、水道、電気、ガスは欠かせません。
日本とは状況が異なる事柄も少なくありません。ここでは主に請求書について説明します。

公共料金の支払い方法

電気・ガス・水道等の公共料金は、POS(郵便局)のほか、「セブンイレブン」など、一部のコンビニでも現金で支払えます。
また、銀行口座からオンライン決済で支払うという方法があります。

都市ガスのインフラは進んでいない

都市ガスは「ガス・マレーシア」社が供給していますが、一部の地域を除き、都市ガスのインフラはあまり整備されていません。
そのため、多くの家庭では、プロパンガスを使用しています。集合住宅ではプロパンガスのタンクを共同で設置し、ガスを各部屋に送っている場合もあります。

タンクの交換は、コンドミニアム内のミニマートや近隣の取次店に依頼しましょう。
料金は業者によって異なりますので確認しましょう。使用頻度や家族構成によりますが、1回の交換で数カ月は使えます。

配電される電力の電圧は220V

マレー半島では電力会社TENAGA NASIONAL(テナガ・ナショナル、TNB)が、火力や水力による発電・配電事業を行なっています。
電圧は220ボルト(V)、周波数は50ヘルツ(Hz)。コンセントは3つ穴のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用する際は変換プラグが必要です。
日本は電圧100V、周波数50Hzもしくは60Hzなので、マレーシアの電圧は2倍以上高いことになります。

公共料金の口座からの引き落とし

公共料金の請求書に記されている「JomPAY(ジョムペイ)」のBiller CodeとRef-1番号を入力するだけで、マレーシア国内のどの銀行口座からでも簡単に電子決済で支払いを済ますことができる。

水道料金請求書のサンプル

1.「請求書」
2. 名前・住所
3. 納税者登録番号
4. 請求書番号
5. アカウント番号 新番号
6. アカウント番号 旧番号
7. デポジット
8. 料金表のタイプ
9. 請求日
10. 前回の請求書で未決済の金額
11. 最新の支払い状況
12. 未決済の金額
13. 今回の請求金額
14. 今回の合計請求金額
15. 支払期日
16. メーター番号
17. 請求対象の水道水消費量 (m3)
18. 請求内容の詳細
19. 今回のメーター検針日
20. 前回のメーター検針日
21. 消費税
22. 今回の検針のタイプ
  (N-通常/E-推測)
23. 今回のメーター検針結果
24. 前回のメーター検針結果
25. 消費税込みの合計請求金額

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