Q 日本の電気製品はそのまま使える?
A 電圧は日本より高い220V。ただし携帯やPCの充電器等は変換プラグがあれば使えます。
携帯やパソコンには変圧器不要
漏電や感電に注意を
マレーシアで使われている電力の電圧は220ボルト(V)、周波数は50ヘルツ(Hz)です。日本は電圧100V、周波数50Hzまたは60Hzですから、日本から持ち込んだ電化製品が220V電源に対応していない場合、変圧器の使用が必須です。
そのまま使うと、発火して危険です。
一方、携帯電話の充電器等やノートブックPCの電源アダプターは、異なる電圧でも対応できる商品がほとんどですから、変換プラグがあれば 日本から持ち込んだものが使えます。
電力の供給はおおむね安定していますが、スコールの際の落雷などの影響で停電がまれに起きます。
また、配線工事の不備や電化製品の不良による漏電・感電事故も日本より多く起きています。
濡れた手で電気製品を触って感電することもありますから、注意が必要です。
コンセントはBFタイプ
スイッチが付いている
コンセントは3つ穴のBFタイプが使われており、日本の電化製品を使用する際は変換プラグが必要です。
コンセント差込口に付いているスイッチは感電防止対策です。
スイッチをオフにすると電気が流れません。
コンセントを抜き差す際は、先にスイッチを切る習慣をつけましょう。
電気代は日本より割安
ボイラーの付けっ放しに注意
電気料金の単価は日本より割安ですが、広めの部屋でエアコンを付けっぱなしにすると、電気代はそれなりに高額になります。
天井に付いている大きな扇風機の風は思った以上に部屋を涼しくしてくれます。
エアコンよりも電気代は安いので、うまく使い分けると良いでしょう。
シャワーを使う際は、タンクのお湯を一定時間温めてから使用します。
なお、この湯沸かし器は電力消費量が大きく、スイッチを切り忘れると電気代の請求額が跳ね上がります。
必要以上に使わないよう、こまめに消すようにしましょう。