Q 自分で運転して街を走れる?
A 現地に住む多くの日本人は、自分で運転して街を移動しています。
「右ハンドル、左側通行」
乗り易い小型車も普及
マレーシアは日本と同じく「右ハンドル、左側通行」ということもあり、多くの在住者が自分でハンドルを握って移動しています。
日本人にも乗りやすい小型車が比較的気軽に手に入るため、駐在員家庭で「一家で2台」というケースも少なくありません。
日本人にも乗りやすい小型車が比較的気軽に手に入るため、駐在員家庭で「一家で2台」というケースも少なくありません。
交通規則は日本と概ね同じです。大きな違いとしては、道路標識がマレー語で書かれている、「ラウンドアバウト」と呼ばれるロータリー式の交差点に慣れるまで時間がかかる人がいる、といったところでしょうか。
また、信号機が分離帯に縦型に設置されているところが多く「今ひとつ見にくい」と訴える人もいます。

舗装率は高いが保守が不十分
運転マナーの悪い人も

クアラルンプールをはじめとする、都市部の道路舗装率は高いと言えますが、メンテナンスが悪く、ところどころデコボコなところもあります。
さらに、「バンプ」などと呼ばれる道路上のふくらみがあちこちに設けられているのもマレーシアの特徴と言えます。
さらに、「バンプ」などと呼ばれる道路上のふくらみがあちこちに設けられているのもマレーシアの特徴と言えます。
道路を走る際に注意すべきこととして主なことは、「追い越しや急激な車線変更する車が多い」「オートバイが走り回るので、注意が必要」「歩行者の飛び出しが往々にしてある」などです。
ガソリン代が安いのが魅力
高速代はキャッシュレスで
ガソリンの価格は週に一度更新されます(毎週金曜に翌週分を発表)。産油国だけあって、日本に比べ大幅に安いのが特徴です。
多くのスタンドが24時間営業で、たいていコンビニも併設されています。

高速道路料金や駐車料金は、非接触式のICカード「Touch’n Go」で支払うのが主流となりました。
公共交通機関の切符代わりにも使えるなど幅広く活用できます。
公共交通機関の切符代わりにも使えるなど幅広く活用できます。
飲酒運転の罰則が強化
ルールをきちんと守ろう

現地の交通ルールをきちんと守りましょう。
「シートベルトの着用は義務(後部座席も)」「運転中の携帯電話の使用禁止」が定められているほか、「チャイルドシートの使用義務化」が実施されています。
さらに居眠り運転にも厳しい罰則が科せられています。
「シートベルトの着用は義務(後部座席も)」「運転中の携帯電話の使用禁止」が定められているほか、「チャイルドシートの使用義務化」が実施されています。
さらに居眠り運転にも厳しい罰則が科せられています。
2020年には、飲酒運転の罰則が強化されました。
禁固刑について、初犯で10年、再犯では15年とする他、罰金刑について、初犯で5万リンギ、再犯で10万リンギとなっています。
以前の規定では、禁固刑または罰金刑のいずれかが科せられましたが、改正案では両方が科せられます。
また、20年間の免停措置が取られます。
マレーシアでも「飲んだら乗るな」を徹底しましょう。
酒気帯び運転の基準
◇呼気中……100cc当たりの濃度が0.022mgを超える場合
◇血中……100cc当たりの濃度が50mgを超える場合
◇尿中……100cc当たりの濃度が67mgを超える場合
◇呼気中……100cc当たりの濃度が0.022mgを超える場合
◇血中……100cc当たりの濃度が50mgを超える場合
◇尿中……100cc当たりの濃度が67mgを超える場合