Q お金やカードはどう扱えばいいの?
A キャッシュレスへの転換中ですが、現金での取引が一般的。クレジットカードも広く使えます。

日本発行のクレカが広範に使える
カードでの現金引き出しも可能

マレーシアでは、現金はもとより、クレジットカードが広範に使えます。
日本で発行されたカードもたいていのところで使用できます。
日本発行のクレジットカードもしくはデビットカードによるキャッシング(現金引き出し)もできます。

一部のお店では、現地金融機関発行のATMカードにICチップを埋め込み、非接触式(コンタクトレス)支払いができるようにした”Paywave”の端末を導入しているところがあります。

電子決済アプリが急速に普及
店ごとにアプリが異なるのが問題

マレーシア政府は電子決済アプリ「Eトゥナイ・ラーヤット」を2020年1月から開始しました。
アプリを使う自国民には報奨金を出し、積極的な転換を進めています。
同年内にはこうしたEウォレット(スマホ決済サービス)の保有アカウント数が1000万件超、支払いを受け入れる法人等が20万を超えるとの予測も出ています。

「Eトゥナイ・ラーヤット」で公認扱いとなったEウォレットは「Grab Pay」「Touch N’Go eWallet」「Boost」の3つがあります。

Eトゥナイ・ラーヤット公認Eウォレット

しかし2020年半ば時点で「店ごとによって受け入れるEウォレットが異なる」という問題が生じています。
これらが落ち着くまでもう少し時間がかかりそうです。日本でもコンビニチェーンによって受け入れるICカードが異なるという問題がありますから、それと同じようなことなのかもしれません。

なお、これらのEウォレットへのチャージはマレーシアの金融機関発行のATMカード(デビットカード)のほか、日本で契約したクレジットカードで行えます。

そのほか、在住の日本人向けにイオンクレジットサービスマレーシアが、クレジットカードの発行斡旋を行っています。
また、スマホのアプリ「イオンウォレット」があり、イオン各店舗などでQRコード決済ができるようになっています。

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Q どんなアプリがあると便利?



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