クアラルンプールとはマレー語で「泥が合流する場所」という意味。
マレー半島南部の丘陵地帯にあり、ASEANでも有数の都市として知られています。
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クアラルンプールという街
クアラルンプール(Kuala Lumpur)は、正式名称で「連邦領クアラルンプール(Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur)」といいます。
マレー系、中華系、インド系の3つの民族が共存するマレーシアという国を象徴するかのように、クアラルンプールはさまざまな文化が混ざり合っていることで生まれる賑やかさがある街、といえるでしょう。
近年、市内には高速道路や市内と郊外を結ぶ鉄道・ラピッドKL、モノレール、MRTのインフラ開発が進んでいます。また、郊外には日本をはじめ世界各国からの飛行機が乗り入れるクアラルンプール国際空港(KLIA)があります。
ペトロナスツインタワーに代表される高層ビルが立ち並ぶ一方で、市内の随所に緑が見られます。
さらに市街地がどこも清潔に保たれ、ASEANの中でも治安が比較的良いことも特徴と言えるでしょう。
「泥が合流する場所」と呼ばれる理由
ゴンバック(Gombak)川とクラン(Klang)川の2つの河川がクアラルンプールの中心街で合流しているため。(Photo by Earth/Wikimedia Commons)
