年中暑いマレーシアでは、室内のジムやフィットネスクラブで身体を鍛える人が多くいます。
また、マラソンやサイクリングを楽しむ層も増えて来ました。

住居に併設されているジムやスポーツ施設

日本人が住むようなコンドミニアムには通常、何かしらのスポーツ施設が付設されています。
スポーツジムやプールはもとより、テニスコートや屋内バトミントンコートがあるコンドミニアムもあり、居住者は無料で利用できます。

市内には民間のフィットネスクラブが多数ありますが、コンドミニアムのジムのほうが設備が良いケースもみられます。

主要都市にあるフィットネスクラブや公営施設

クアラルンプールなどの主要都市には会員制のフィットネスクラブがたくさんあります。
主なジムは次のとおりです。

1年契約など一定期間加入を求めるところもある一方で、年会費などはなく、月極で加入できるクラブもあります。
加入を希望する場合はまず内部を見学するようにしましょう。
このほかに小さなクラブも多数あり、月極や一回の入場料だけ払えば利用できるところもあります。

上記4つのクラブの設備はよく整っており、サウナやプールを完備しているところもあります。
小さなジムによっては、マシーンやダンベル、バーベルがあるだけで、ロッカーやシャワーもないところもあります。

また、公営のスポーツ施設もあります。外国人も利用できるバンサー・スポーツ・コンプレックスではジムやプール、フットサルコート、テニスコートなどを安価で利用できます。
このほかにもクアラルンプール市役所が運営しているスポーツ施設は10カ所以上あります。

ジョギングやマラソン

近年、マレーシアではジョギングやマラソンが流行っています。
全国各地でひんぱんに大小のマラソン大会が開催されています。
それぞれ、フル、ハーフ、10キロ、5キロのコースがあり、ほとんどが早朝に行われます。
日中は日差しが強いため、大会の大半は午前中で終わります。

また、国内最高峰のキナバル山を上るキナバル山国際登山マラソンという大会も毎年開かれています。
こちらは約100人ほどの人数制限の大会で、上級者向け。過酷なマラソン大会ですが、日本人の参加者もいます。

クアラルンプール市内の公園に行くと、早朝にジョギングしている人をよくみかけます。
市内で有名なところはKLCC公園。緑豊かな公園で、ジョギング用コースも設置されており、多くの人がジョギングを楽しんでいます。

有名なマラソン大会

◦KLマラソン
◦ペナン橋国際マラソン大会
◦スタンダード・チャータードKLマラソン
◦ボルネオ国際マラソン
◦クチンマラソン

サイクリングを楽しむ

サイクリングも近年、マレーシアで人気のスポーツになりつつあり、街中には新規オープンする自転車ショップが増えています。

クアラルンプール郊外はもとより、市内にも山や丘もあることから、週末にはサイクリングを楽しむ人の姿を多く見かけます。
健康のためにサイクリングをする人が増えており、地元の愛好会もあります。
クアラルンプール中心部には市役所が青色の自転車レーンを設けています。

ただ、事故に巻き込まれる人は少なくありません。道路に穴が空いていたりするため、街中で乗るのは危険です。
極端な例では、高速道路をツーリングするグループも見かけますが、危険な行為ですから真似をすべきではないでしょう。

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